“全編ワンカット”戦争映画『1917』拡大公開で一気にトップ上昇!【全米ボックスオフィス考】

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拡大公開で全米1位に躍り出た『1917 命をかけた伝令』 - (C) 2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.

 先週末1月10日~1月12日の全米ボックスオフィスランキングが発表され、拡大公開がスタートした、第1次世界大戦を描く映画『1917 命をかけた伝令』が、興行収入3,700万200ドル(約40億7,000万円)で、3週連続トップだった『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を抜いて1位を獲得した。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

【動画】驚愕“ワンショット撮影”の裏側!『1917』特別映像

 『007 スカイフォール』などのサム・メンデス監督がメガホンを取った本作は、大勢の命がかかった命令を届けるため、限られた時間のなか、たった2人で最前線に赴くイギリス軍兵士の奮闘を、全編を通してワンカットに見える映像で活写した意欲作。先日発表された第77回ゴールデン・グローブ賞で作品賞(ドラマ)を受賞するなど、圧倒的な高評価を背景に、拡大公開で一気に1位へ上り詰めた。

 V4を阻止された『スカイウォーカーの夜明け』の累計興収は4億7,829万7,724ドル(約526億円)で、世界興収は9億8,996万8,274ドル(約1,089億円)。10億ドル突破まであと一歩となっている。

 新作では、コスメ業界を舞台にしたコメディー『ライク・ア・ボス(原題) / Like a Boss』が興収1,001万1,272ドル(約11億円)で4位に初登場。クリステン・スチュワート主演の『アンダー・ウォーター(原題) / Underwater』は7位にランクイン。孤立した海底基地からの脱出を目指す調査員たちが未知の脅威に遭遇する本作は、興収700万8,297ドル(約7億7,000万円)と厳しいスタートを切り、クリステンにとっては、初週で興収835万1,109ドル(約9億円)しか上げられなかった『チャーリーズ・エンジェル』に続く不信となった。

 『ブラックパンサー』のマイケル・B・ジョーダン主演した法廷ドラマ『黒い司法 0%からの奇跡』も『1917』と同じく拡大公開がスタートし、5位にステップアップしている。

 今週末は、ウィル・スミスマーティン・ローレンスふんする刑事コンビの活躍を描いた人気シリーズ第3弾『バッドボーイズ フォー・ライフ』や、『アイアンマン』シリーズのロバート・ダウニー・Jr主演で名作児童文学を映画化した『ドクター・ドリトル』が公開予定となっている。(編集部・入倉功一)

1月10日~1月12日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(17)『1917 命をかけた伝令』
2(1)『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
3(2)『ジュマンジ/ネクスト・レベル
4(初)『ライク・ア・ボス(原題) / Like a Boss』
5(30)『黒い司法 0%からの奇跡』
6(3)『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語
7(初)『アンダー・ウォーター(原題) / Underwater』
8(4)『アナと雪の女王2
9(7)『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
10(6)『スパイズ・イン・ディスガイズ(原題) / Spies in Disguise』