「スマートフォンをリモコン化計画」推進するパナソニックのエアコンEoliaシリーズ、無線LAN内蔵機種ラインナップ拡充

パナソニック株式会社では、2012年10月にスマートフォンで遠隔操作ができる(専用の別売品が必要)エアコンを発売した。2017年には、高性能モデルに無線LANを内蔵し、専用の別売品なしでの遠隔操作を可能とし、2018年には無線LAN内蔵機種を拡大して、「エオリア アプリ」を通じて、外出先から運転のオン・オフや切り忘れ通知、天気予報と連動した室温コントロールが可能になった。

今回、同社は、エアコン Eoliaシリーズで、新たに無線LAN内蔵機種のラインナップをAX/EX/GX/Jシリーズと拡充し、1月21日から発売する。これにより、Eoliaシリーズの主力9シリーズのうち7シリーズが無線LAN内蔵となる(※)。

「エオリア アプリ」の特徴は以下の通り。

  • どこでもリモコン
    スマートフォンから、運転オン/オフ、風量・風向調整など、各部屋のエアコンが操作できる。運転モードや部屋の室温等、エアコンの運転状況も確認可能だ。
  • まとめてエアコン
    外出する時など、スマートフォンで複数のエアコンを同時に運転オフにできる。
  • 切り忘れ通知
    エアコンをつけたまま、自宅から事前に設定した距離を離れたら、スマートフォンに切り忘れを自動で通知する。
  • ウィークリータイマー
    生活パターンにあわせたタイマー設定を、1週間分、スマートフォンで簡単に設定できる。フィルター掃除のタイミングを不在時にするなど、自由に設定可能だ。
  • つけっぱなし判定
    「運転したまま」にした時と、運転停止して「帰宅後に運転再開」した時の電気代と帰宅時の室温を予測する。
  • 天気予報連動
    AIが、ウェザーニューズ社から提供される天気予報(気温情報)を基に部屋の温度上昇や低下を先読みした温度コントロールを行う。
  • AI先読み空気清浄
    ウェザーニューズ社から気象データを自動取得して解析、空気の汚れを先読みして自動で空気清浄を開始する。
  • AIフィードバック
    住宅性能や天気情報を元にAI自動運転を行ったことをユーザーに通知する。また、自動運転に対する体感を入力することでさらに賢く制御する。
  • スマートスピーカー連携
    スマートスピーカーに連携すると、エアコンのオン/オフや温度の調整など音声でエアコンを操作できる。

また、同シリーズは、別アプリである「おやすみナビアプリ」をダウンロードして、遠隔操作設定済みの寝室のエアコンを設定すると、就寝から起床まで、ユーザーの体動に連携して、エアコンが寝室の温度を自動でコントロールし、快適な睡眠をサポートする。

※ X/AX/EX/GX/J/F/UX/TX/Kの9シリーズのうちF/Kシリーズを除く7シリーズに無線LANを内蔵

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