小関裕太&瀬戸利樹が映画「シグナル100」で初共演! 「ライバル役同士ほど、何でも話せる関係の方がいい」
映画「シグナル100」で初共演を果たした小関裕太&瀬戸利樹。自殺催眠をかけられてしまう高校生を演じた2人に、撮影現場でのエピソードや本作への思いを聞いた。
──まずは初共演の感想を聞かせてください。
瀬戸「役では反目するような関係性なんですけど…結果的に芝居と離れたところで、裕太くんたちと仲良くなっていました」
小関「最初は距離を置こうとしていたみたいなんですけど、僕たちがガツガツとアプローチしていくうち、仲良くなって(笑)」
瀬戸「すぐ風穴を開けられました(笑)。でも、裕太くんたちが緊張をほぐしてくれて、初めて挑む役柄にも自然体で臨むことができたと思っているんです」
小関「芝居って一緒に組み立てていくものだと思うので、ライバル役同士ほど何でも話せる関係の方がいい、と僕は考えていて。なので、初日から仲良くなれて、良かったなと思います」
──ちなみに役へ入る時、“自己催眠”や暗示をかけたりは?
小関「今回の『シグナル100』は、本番前の“ヨ~イ、スタート!”の掛け声を合図にスイッチを切り替えていたんですけど、自分のプライベートから変えていかないとリアルな人物にならないなって感じた時は、服装を変えたりして、自己暗示をかけて役に入り込むようにしていて」
瀬戸「そういう芝居についての話って、意外とプライベートではしないから、すごく興味深いなぁ。たまにテレビで役者さんが役づくりやセリフの覚え方とかを話している時があると、めっちゃ集中して見ちゃう(笑)。だから、裕太くんから自己催眠的な話を聞けて面白かったです」
──では、もし再共演するなら、どんな関係性がいいですか?
小関「お互いに銃の名手で、狙い合う対決をしてみたいです。『シグナル~』では心理的な駆け引きがありましたけど、さらにそれぞれがスキルを駆使して戦う役を演じてみたいですね」
瀬戸「いいね、面白そう! 僕は…お互いに同僚なんですけど、裕太くんが有能な社員で僕がトロくさい社員、という関係性がいいです。最後に逆転して、僕がいい仕事をするっていう(笑)」
小関「おいしいところを持っていくんかい(笑)。でも、結構報われない役が多いんだよなぁ」
瀬戸「え、じゃあ逆にする?」
小関「いや、結果的に不遇な男が得意だから、任せて!」
──最後に…相手に催眠術をかけるとしたら、どうしますか?
瀬戸「そうですね…じゃあ、裕太くんが楽器系を僕に教えてくれるような催眠術をかけます」
小関「普通に教えるよ! じゃあ僕は…高級な、いや、もう手の届かないような最上級店のお寿司をおごってくれるような催眠術をかけようっと(笑)」
瀬戸「楽器を教えてもらう代償が高すぎるな~(笑)!」
【OUR『デスゲーム』MOVIE】
小関「『REC/レック』(’07)というスペインのホラー系映画を見た時は、衝撃的だったなぁ。何度でも繰り返して見られる、ちょっとクセになる映画というか。あと、『ソウ』(’04)も好き」
瀬戸「それと、スリリングな映画というと『バトル・ロワイアル』(’00)はやっぱり外せないよね。生徒同士で殺し合う展開は、本当に衝撃的だった。キャストもめっちゃ豪華で…柴咲コウさんが最高なんだよなぁ」
小関「気持ちこもってるね(笑)」
瀬戸「うん、大好きだから(笑)」
【プロフィール】
小関裕太(こせき ゆうた)
1995年6月8日東京都生まれ。双子座。AB型。ドラマ「ドラマパラビ『来世ではちゃんとします』」(テレビ東京ほか)に松田健役で出演中。ほか、「旅するイタリア語」(NHKEテレ)にレギュラー出演。
瀬戸利樹(せと としき)
1995年10月7日千葉県生まれ。天秤座。B型。現在、「瀬戸利樹カレンダー2020」(小社刊)が好評発売中。ドラマ「ランチ合コン探偵~恋とグルメと謎解きと~」(日本テレビ系)に出演中。3月からの舞台「あずみ~戦国編~」では、うきは役を演じる。
【作品情報】
「シグナル100」
1月24日公開
宮月新・近藤しぐれの同名人気コミックを実写映画化。樫村怜奈(橋本環奈)や榊蒼汰(小関)、和田隼(瀬戸)たち36人の高校生は、担任の下部(中村獅童)に自殺暗示催眠をかけられてしまう。その自殺シグナルは100種類もあって…。
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ハガキでの応募方法は「TVガイド」1/24号(P106)をご覧ください。
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取材・文/平田真人 撮影/峰フミコ
ヘア&メーク/MIZUHO「vitamins」(小関)、窪田健吾「aiutare」(瀬戸) スタイリング/井田正明(小関)、山田莉樹(瀬戸) 衣装協力/KABEL、spacecraft(瀬戸)