いわきFC、全選手と「プロ契約」 JFL参戦!追求する速さ

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今年最初の全体練習に臨むいわきFCの選手=14日午前、いわきFCフィールド

 今季から日本フットボールリーグ(JFL)に臨むサッカーのいわきFC(いわき市)は14日、同市のいわきFCパークで今年初の全体ミーティングと全体練習を行い、新たなシーズンを始動させた。今季から新加入を含む全25選手とプロ契約を交わし、参入1年目での優勝とJ3昇格を目標に掲げ全国の舞台に挑む。

 今季は「SPEED」(スピード)を旗印に、国内外の強豪チームに倣い、速い展開のサッカーを追求する。理想とするのは常に相手にプレッシャーを掛け続ける展開。選手が退場するなど不利な状況であっても、攻撃の手を緩めずに果敢に挑むスタイルだ。

 チームは、J2、JFLから選手を獲得するなどチーム力を底上げした。

 全選手とのプロ契約は、選手がサッカーに集中できる環境をつくることが目的。これまではアマとプロ契約の選手が混在し、アマ選手はドームいわきベースでの仕事とサッカーを並行していた。

 JFLは北は青森県、南は宮崎県と移動距離が延び、試合数30試合は昨季まで戦ったリーグの1.5倍超となる過酷な日程。疲労が蓄積しながらのリーグ戦は体力、精神面の強さも問われる。新加入となるいわきにとっては、日程に慣れた既存チームに力負けしない戦略も鍵となりそうだ。

 Jリーグに匹敵するチームも所属するJFL。チームを運営するいわきスポーツクラブの大倉智社長(50)は「心揺さぶるサッカーで熱狂空間を創造する」と選手に言い聞かせた。

 3月15日に「初戦」

 JFLは14日、今季のリーグ第1、2節の日時と対戦相手を発表した。いわきFCは3月15日に奈良県で奈良クラブと第1節、同22日には本県でヴェルスパ大分と第2節を戦う。試合会場は未定で、31日に発表される。いずれも午後1時キックオフ予定。全日程は2月14日に発表される。

 奈良は昨季14位で、将来のJ参入を目指す「Jリーグ百年構想クラブ」の一つ。昨季までいわきに所属したDF鈴木一朗らが在籍する。