Rソックスがコーラ監督の解任を発表 サイン盗みに関与

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日本時間1月15日、レッドソックスは就任1年目の2018年にチームをワールドシリーズ制覇へ導いたアレックス・コーラ監督を解任したことを発表した。コーラはロブ・マンフレッド・コミッショナーによるアストロズのサイン盗み疑惑に関する報告書のなかで11度にわたって名前を挙げられ、不正なサイン盗みへの関与を指摘されていた。今後厳罰を科される可能性が高く、レッドソックスは新監督探しを開始することを早々に決断した。

コーラはアストロズが不正なサイン盗みを行っていたとされる2017年にベンチコーチを務めており、報告書のなかでは不正を働いた中心人物の1人として名前を挙げられていた。レッドソックスはジョン・ヘンリー・オーナー、トム・ワーナー会長、サム・ケネディ球団社長の連名で声明文を発表し、「アレックスが効果的にチームを前進させていくのは不可能であると判断し、お互いに納得したうえで解任を決断した」と明らかにした。

アストロズではジェフ・ルーノウGMとAJ・ヒンチ監督が1年間の職務停止処分を受けたあとに解任されており、2017年のワールドシリーズ王者であるアストロズ、2018年のワールドシリーズ王者であるレッドソックスの監督が相次いで解任されることになった。なお、レッドソックスには2018年シーズンにサイン盗みのためにビデオルームを不正使用した疑惑が浮上しており、この件についても調査が進められている。

今季の年俸総額をぜいたく税の対象とならない2億800万ドル以内に抑えることを目標としながら、年俸総額削減のための効果的な動きをできずにいるレッドソックス。年俸総額削減が最優先のため、必要な戦力補強もままならない状況だが、そんななかで新監督探しを開始しなくてはならなくなった。2018年シーズンの不正なサイン盗みに対する処分次第では、2018年のワールドシリーズ王者はさらなる混乱状態に陥ることになるかもしれない。