昨年モデルチェンジを果たした19ステラSWですが、そのラインナップは5機種と少なめの発表でした。2020年は、そのラインナップに10機種追加され、トータルで15機種から選択できるようになりました。待望のラインナップ拡充の詳細を見ていきたいと思います。
4000番、5000番、6000番、18000番、20000番、30000番が追加!
2019年に発表されたステラSWのラインナップは、8000PG、8000HG、10000PG、14000XG、14000PGの5機種と少なめでした。ほしい番手がたまたまこの中にあったアングラーは幸運でしたが、希望する番手がない人は買い替えられない状態でした。
折しも、1月8日に、横浜フィッシングショーに先んじて開催されたDAIWAの新製品展示会で、NEWソルティガが発表されたばかりなんですが、当然、シマノもステラSWのラインナップ拡充は考えていたわけで、既存の5機種に10機種を一気に追加し、15機種のラインアップを発表しました。
ライトショアジギングからマグロ、ディープジギングまで網羅できる、大幅拡充です。具体的な追加ラインナップは以下の表の通りです。
基本的なスペックは、2019年に先行して発売された5機種と変わらないので割愛しますが、耐久性や高負荷時の操作性など、全方位的に最高の経験をもたらしてくれることはすでに実証済なので、
●ステラSW追加モデル スペック表
品 番ギア比自重(g)最大巻上長(㎝)ハンドル長(mm)ベアリング数(BB/ローラー)本体価格(円)4000HG5.7355936012/192,0004000XG6.23551016012/192,0005000HG5.7420976513/1108,2005000XG6.24201056513/1108,2006000PG4.6425836513/1108,2006000HG5.74251036513/1108,2006000XG6.24251126513/1108,20018000HG5.78751298513/1129,80020000PG4.48851048513/1129,800300004.49751318513/1146,100caption
4000HG、4000XGは、ライトショアジギングに最適なモデル!
新たに追加された番手の中で最小となるのが、4000HGと4000XGとなります。最近盛り上がりを見せるライトショアジギングなどにベストマッチなモデルと言えるでしょう。
ジグを常に操作し続ける釣りは、リールに高い負荷がかかりますが、耐久性の優れたSWモデルなら難なくこなしてくれるでしょう。ジグメインならギア比の低いHG、プラッギング主体ならXGの使用がおススメですね。
5000HG、5000XGは近海ライトジギング、キャスティングゲームに対応!
近海のオフショアジギング、キャスティングゲーム等、幅広い活躍が期待できるサイズも追加されています。ショア、オフショアとこなすアングラーなど、このサイズは意外と需要が多いんじゃないでしょうか? 2019年の発売になかったのが不思議なくらい!? 回収の早いXGは、キャスティングゲームとの相性が特に良さそうですね。
HG、PG、XGの3タイプが揃う6000番は、ステラSWの主力サイズ
ガチのロックショアゲームを中心に活躍する、シマノのインストラクター赤木光広さんも、この番手の使用率が高いという。中でも、ギヤ比が一番高い6000XGをチョイス。「ステラSWに6000番が追加されたのは地味に嬉しいですね。磯でのメタルジグ、プラグを使用した青物攻略の幅が広がります」。
キハダ、大型のヒラマサなど、大物狙いの大型モデルも追加!
大型のキハダやディープジギングなど、超大物対応の18000、20000、30000番も、今回新たにラインナップに加わりました。放熱性の高く、ドラグの熱ダレやPEへの熱ダメージを低減するヒートシンクドラグなどは、特にこの番手で威力を発揮すると思います。