KALとチェコ貯蓄銀行は世界で初めてKalignite Hypervisor ATMの生産にこぎつけました

エジンバラ、スコットランド--(BUSINESS WIRE)--世界で初めてKAL ATM Softwareとチェコ貯蓄銀行が、Linux Hypervisor上でWindows 10を実行する最初のATMを発売しました。

KALの新しいKalignite Hypervisorのソリューションは、Red Hatとのパートナーシップによるもので、銀行が強制的で、コストのかかる、そして中断の多いATMハードウェアのアップグレードから解放されることを可能にする、非常に革新的なソリューションです。

それはOS仮想化テクノロジーを使用して、強制的なATMハードウェアのアップグレードという長年の問題を解決するものです。また、ATMのオペレーティングシステムからATM PCのコアな箇所を分離することで、新しいWindowsオペレーティングシステムのバージョンではサポートされないソフトウェアドライバを、Linuxのドライバが代わりにサポートできるようにします。

チェコ貯蓄銀行のATM Software Innovation製品の所有者Jakub Otahal氏は、「Windows 7のサポート終了が間近に迫る中で、またそれによってATMのハードウェアとソフトウェアをWindows 10用にアップグレードに伴う費用と複雑さが生じている中で、Kalignite Hypervisorを試作環境にインストールする決定が急がれたのです」と説明しています。

彼は次のように説明しています。「KALの新しいソリューションにより、チェコ貯蓄銀行はハードウェアのアップグレードを行なうべき時期をコントロールできるようになりました。これはつまり、ハードウェアの寿命に無理矢理従うのでなく、当社の10~11年の更新リサイクルを守ってコストを削減することができるということを意味します。非常に重要なことには、Kalignite Hypervisorにより当社のソフトウェアを常に最新にしておくことができます。」

KALの最高経営責任者 (CEO) Aravinda Korala氏は次のように付け加えました。「当社は、チェコ貯蓄銀行が当社とパートナーになって、この素晴らしい世界を最初に実現することに決めてくれたことを喜んでおります。Kalignite Hypervisorは、チェコ貯蓄銀行がATMのすべてのソフトウェアを常に最新の状態に保ち、最新のバージョンを実行し続けることを可能にします。このテクノロジーはWindows 10への移行を助けるだけでなく、チェコ貯蓄銀行が、ハードウェアの変更なしで、新しいWindows LTSCとSACのアップグレードに移行することを可能にします。」

チェコ貯蓄銀行について

チェコ貯蓄銀行はチェコ共和国最大の銀行であり、国内で最も多くの支店とATMネットワークを持ち、そのクライアント数は400万人を超えます。それは、個人、中小企業、そして地方自治体にサービスを提供し、大企業に融資しています。

チェコ貯蓄銀行は、その長い伝統 (チェコ共和国で最初の貯蓄銀行として1825年に創立) を誇りにしていますが、しかしそれだけでなく革新者としての役割も同様に誇りにしています。その商品とサービスの多くはチェコの市場においてリーダー的存在になっています。同銀行は2000年以来エルステ・グループのメンバーになっています。

詳細情報の参照先:www.csas.cz/en/about-us/who-we-are

KALについて

KALは世界をリードするATMソフトウェア会社で、シティバンク、UniCredit、INGおよび中国建設銀行などの巨大銀行を得意先とするサプライヤーです。

KALのソフトウェアは銀行に対してATMネットワークにおける完全なコントロールを与え、コストを下げて、セキュリティ上のニーズをすべて満たし、競争力を改善できるようにします。それは80か国以上にインストールされてサポートされています。

詳細情報の参照先:www.kal.com

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