新年のごあいさつ 新しい時代で

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出雲崎町議会議長 仙海 直樹

あけましておめでとうございます。
皆さまには健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、平成の天皇陛下が退位をされ、皇太子徳仁親王殿下が第126代天皇にご即位をされました。皇位継承に伴い、元号が『令和』に改まり、10月22日には即位を内外に宣言する『即位礼正殿の儀』が行われ、国内が歓びに沸きました。出雲崎町議会としても、12月定例会において、天皇陛下御即位に関する賀詞決議を全会一致で可決しました。
一方で、過去に例を見ない災害も多く発生し、お亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈りいたしますとともに、被害にあわれました皆さまにお見舞いを申し上げます。町は、昨年6月から全国一律で、住民がとるべき行動を理解しやすくなるよう、5段階の警戒レベルを明記した防災情報を提供し、日常化する異常気象に対応しています。早めの避難行動と減災の意識を一人ひとりが持つと同時に、今後災害時における議会の役割として、緊急時の即応体制や議会機能の維持も踏まえ、主体的な計画行動を強化していきます。
災害も多い年の中、スポーツ界では、日本が盛り上がる多くの話題がありました。ラグビーのワールドカップが日本で開催され、初のベスト8入りを果たす快挙や、野球の国際大会プレミア12でも、侍ジャパンが初優勝し、私たちに多くの感動と勇気を与えてくれました。また、今年は東京オリンピックの開催年となり、全国各地を回る聖火リレーや各地で開催される競技種目により、日本全体が盛り上がることを祈念しています。さらに、昨年各スポーツ界で、若い世代の台頭が目立ち、オリンピックの金メダルに期待が込められています。
当議会を振り返り、平成25年から2期連続して町議会議員無投票の現状を打破するため、議員のなり手不足について検討会を立ち上げました。現状での改革案や将来に向けたビジョンを検討しています。また、行政視察先で導入されていた、「議員自己評価制度」は、議員がそれぞれ5分野に政策課題を掲げ、その取り組みと結果について自己評価して公表するもので、議員活動の可視化に寄与するとともに、議員本人の目標が明確となることから、当議会においても今後検討してまいりたいと考えています。
さらに、平成22年から開始した出まえ議会は、今年度で10回目を迎えました。議員のなり手不足についてをテーマに、意見交換を行い、各会場でさまざまな意見をいただきました。「現在の議員報酬では、仕事を辞めてでも、議員に立候補する者は、いないのではないか」という意見がある一方で、「議員にとっては、選挙が無いほうがむしろいいのではないか」「報酬を引き上げたいからそのようなことを言っているのではないか」などの意見もいただきました。いずれにしても議員のなり手不足は、地方自治の根幹を揺るがす問題です。開かれた議会を目指すため、活動を『見える化』するなどの対策を、講じていかなければならないと思います。そのために、出まえ議会などの回数を増やし、皆さまからの町に対する意見を伺う機会を、増やしたいと考えております。議会の活動に対して、町民各位の評価が的確になされるように、広報などで情報提供の強化に努めてまいります。
そして、令和3年3月に期限を迎える過疎地域自立促進特別措置法について、議会として、関係省庁や県選出の国会議員に、新たな過疎対策法の制定に向けて要望活動を行いました。
この過疎対策法は、地域において自立促進を図り、地域格差是正などを目的としており、今後も新過疎法制定の実現を強く要望してまいります。
町では、第2期出雲崎町まち・ひと・しごと創生総合戦略事業の策定に伴い、アンケート調査が行われ、町と議会に対する、厳しい意見をいただきました。
このすべての課題を解決できる特効薬はありませんが、一つ一つの課題を真摯(しんし)に受け止め、その課題の解決に向けて、知恵を絞って、町と議会が一体となり、行動してまいります。
新しい時代を迎えた中で、先人たちによって受け継いでこられた、この素晴らしい出雲崎町を守っていくために、あらゆる手立てを講じていかなければなりません。大きな夢や希望が持てる町にしていくために、議員10人がワンチームとなって全力で頑張ってまいります。
本年も引き続き、議会にご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げますとともに、町民各位のご健勝、ご多幸をお祈り申し上げまして、新年のあいさつとさせていただきます。