新型肺炎患者、日本で初確認

武漢に渡航の中国人、既に退院

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原因不明の肺炎の患者が多く出た中国湖北省武漢市内の海鮮市場=2019年12月(共同)

 厚生労働省は16日、中国湖北省武漢市に滞在歴がある神奈川県居住の30代の男性が、新型のウイルス性肺炎に感染したのを確認したと発表した。男性は症状が回復し、既に退院した。日本国内での患者の確認は初めて。現地で感染者と接触するなどした可能性があるとみている。政府関係者によると、男性は中国人。政府は、首相官邸の危機管理センターに15日付で情報連絡室を設置した。

 神奈川県で同居する家族や接触した医師を含め国内で二次感染が疑われる患者は出ておらず、厚労省は「感染拡大の可能性は低い」とした。

 男性は武漢に渡航中の今月3日に発熱し、6日に日本に帰国。10日に入院した。

新型のウイルス性肺炎患者が国内で初めて確認されたことについて記者会見する厚労省の担当者=16日午前、厚労省