献血へ行ってみよう! 長崎大生に呼び掛け 県赤十字血液センターなど

献血に協力する学生(右)=長崎大

 県赤十字血液センターなどは15日、長崎大文教キャンパス(長崎市文教町)で、学生に献血を呼び掛ける「はたちの献血キャンペーン」をした。
 同センターによると、輸血用の血液には有効期限がある。風邪などで献血者が減少しがちな冬場に必要量を確保しようとキャンペーンを毎年実施。今年は1日~2月29日までの2カ月間、全国で展開する。
 キャンパス内に献血車を止め、職員らがプラカードを掲げて呼び掛けた。献血してくれた学生には、菓子や人気アイドルグループのクリアファイルなどを配った。
 センターによると、現在はO型の血液が不足している。同大工学部2年の森龍一さん(20)は「初めて献血した時に血が足りていないと聞いた。自分にできることがあればと思って機会があればするようにしている」と話した。

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