世知原少年自然の家 存続へ 地元住民ら活動団体発足

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「世知原少年自然の家を存続させる会」の発足を決めた懇談会=佐世保市世知原町、世知原地区公民館

 長崎県教委が2021年3月末で廃止方針を示している県立世知原少年自然の家(佐世保市世知原町)について、地元住民らが14日夜、佐世保市内で懇談会を開き、存続を求める活動に取り組む会を発足させた。
 名称は「世知原少年自然の家を存続させる会」。近隣の住民や地元の小中学校の保護者などで構成。自然の家がある北川内地区の中村文男区長が会長を務める。具体的な活動計画は今後決めるが、当面は県教委とのやりとりを見据え、世知原少年自然の家の現状や課題について情報を共有したり、世知原地区外の市民との連携を深めたりする。
 懇談会には住民ら約20人が参加。「突然の話で納得がいかない」「廃止ありきだ」などと意見が上がった。中村会長は「地域の交流の場にもなっている施設。存続に向けて機運を高めたい」とした。
 県教委は昨年12月の定例県議会の文教厚生委で、県内の青少年教育施設全体の維持を理由に世知原少年自然の家を廃止し、県立佐世保青少年の天地(烏帽子町)に機能を集約する方針を報告。12月中旬に地域団体の関係者らに経緯の説明をしていた。