鹿嶋・大野中 中国の生徒らと交流深める 長縄跳びや書道で

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長縄跳びで交流する日中の中学生=鹿嶋市津賀

中国黒竜江省の中学生が15日、教育旅行の一環で鹿嶋市津賀の市立大野中学校(小畑弘美校長)を訪問した。同校の生徒と長縄跳びなどで交流を深めた。

同校を訪れたのは同省のハルビン第69中学校の1、2年生18人と教員ら。大野中では体育館で歓迎会を開き、2年生約110人が合唱で出迎えた。

交流の時間では、両校の生徒混合で4チームをつくり大人数での長縄跳びに挑戦した。最初は息が合わず、各チームとも1回も跳ぶことができずに大苦戦。それでも隣同士の生徒が手をつないだり、大きな掛け声でタイミングを合わせるなど試行錯誤を繰り返し、徐々に跳べるようになった。

最後に跳ぶ回数を競い、2年2組が主体のチームが26回跳んで優勝。縄の回し役を務めた石川想太さん(13)は「言葉は通じなくても、掛け声などで心が一体になった」と満足げに話した。

教室に移動し、書道や給食を食べて親睦を深めた。書の腕前を披露したハルビン第69中1年の孔令初さん(12)は「縄跳びは初めての経験だった。とても楽しく過ごすことができた」と感想を述べた。

一行は12日に来日し、19日まで富士山などの観光名所のほか、東京の私大などを巡り各種体験を通し、日本の文化を学んでいる。鹿嶋市での生徒交流は「アントラーズホームタウンDMO」の働き掛けで実現。受け入れた小畑校長は「大野中の生徒にとっても国際感覚を養う良い機会になった」と話した。(藤崎徹)