12球団初! 西武が女子クラブチーム支援「埼玉西武ライオンズ・レディース」発表

埼玉西武ライオンズ・レディースの発足会見に出席した出口彩香選手、六角彩子選手、新谷博監督、西武・居郷球団社長(左から)【写真:編集部】

NPB球団の冠チーム名は初、女子野球界の未来を救う存在となれるか

 西武が16日、12球団初となる女子硬式野球チーム「埼玉西武ライオンズ・レディース」を発足することを発表した。いよいよNPBチームが女子アマ野球のクラブチームを全面支援することになる。

 野球少年の減少が叫ばれる中、女子選手や女子チームは増えている。各カテゴリーの全国大会も各地で開催されているが、体制はまだ万全とは言えない。昨年、女子プロ野球リーグは71人のうち、36人が退団。現役を続けたいが所属が決まっていない選手も多いため、プロ野球チームのバックアップは心強い存在となる。

 本格的に活動のスタートは4月から。監督は元西武投手で尚美学園大女子硬式野球部の監督・新谷博氏が就任する。3度の女子野球ワールドカップ出場を誇る2018年女子日本代表主将・出口彩香内野手(前ハナマウイ)や同じく3度のW杯に出場し、2010年は大会首位打者となった六角彩子選手が入団する予定となっている。(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2