楽しみながら〝宇宙の魅力〟感じて みなとみらい宇宙教室

県外で開催された過去の教室の様子(三菱重工業提供)

 宇宙開発を手掛ける三菱重工業の現役エンジニアが講師を務める小学生向けイベント「みなとみらい宇宙教室」が2月8日、横浜市西区の三菱みなとみらい技術館で初開催される。宇宙にちなんだ実験もあり、楽しみながら魅力に触れる。

 同社の宇宙関連拠点がある愛知、鹿児島県で実施してきた教室を、県内でも展開する第1弾。国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の開発などに携わったエンジニアが登場する。

 液体窒素や真空装置などを使い、ロケットや人工衛星の仕組みを学ぶ実験を予定する。宇宙開発の歴史を学ぶ講義や、館内展示の解説付き見学会も行われる。

 同社は「より多くの子どもたちに宇宙の魅力や技術を身近に感じてもらいたい」と参加を呼び掛けている。

 対象は小学4~6年生で同社ホームページなどから事前に申し込む。午前10時半、午後2時からの2回実施。定員は各回30人。無料。問い合わせは、イベントの事務局電話03(5439)9114。

© 株式会社神奈川新聞社