子ども相撲、戻ってきた 熊本地震で中断、4年ぶり 北区の菱形八幡宮

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元気いっぱいに相撲を取る菱形保育園の子どもたち=熊本市北区

 熊本市北区植木町で15日、菱形八幡宮の例大祭があり、地元の園児たちが相撲を奉納した。奉納相撲は熊本地震で中断。まわし姿になった子どもたちの元気な姿が、4年ぶりに境内に戻ってきた。

 八幡宮は創建から1450年以上の歴史があるとされる。相撲はかつて地元の青年や小学生が取っていたが、2001年からは近くの菱形保育園の子どもが奉納している。

 この日は年長児16人による勝ち抜き戦。子どもたちが境内に設けられた直径4・1メートルの土俵でぶつかると、住民や保護者から盛んな声援が飛び、最後まで勝ち抜いた杉山碧依ちゃんは「楽しかった」と笑顔を見せた。

 熊本地震で被災した社殿は昨年再建。例大祭を取り仕切った円台寺集落の世話役、鳴海健一さん(71)は「地域は高齢化して人口も減っているけれど、例大祭が活性化のきっかけになるとうれしい」と話していた。(松冨浩之)