再審へ「頑張ろうね」にうなずく

大崎事件、92歳の原口さん

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弁護団らから新年のあいさつを受けた原口アヤ子さん(下)=16日午後、鹿児島県内

 鹿児島県大崎町で1979年に男性の遺体が見つかった大崎事件で、殺人罪などで服役し再審開始を求めている原口アヤ子さん(92)の県内の入院先を16日、弁護団や支援者が新年のあいさつに訪れた。弁護士が「近く4度目の再審請求をするから一緒に頑張ろうね」と声を掛けると、原口さんは力強くうなずいた。

 原口さんは病室のベッドに横たわったままだったが、花束を受け取って笑顔を見せ、一人一人の顔をじっと見回すなど、元気な様子だった。

 第3次再審請求審で鹿児島地裁と福岡高裁宮崎支部が再審開始を認めたが、最高裁が昨年6月、取り消した。弁護団は年度内に第4次請求をする方針。