豚コレラ ワクチンの接種開始 新潟県が上越市の養豚場で

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豚にワクチンを接種する獣医師ら=16日、上越市(県提供)

 新潟県は16日、県内での豚コレラ(CSF)のワクチン接種を上越市内の養豚場を皮切りに開始した。3月下旬までに県内全域で接種を完了する見通し。県内でのワクチン接種は2000年度に中止して以降初めて。

 接種の対象は、県内112の農場で飼育されている豚とイノシシの計約13万5千頭。初日は上越市内の1養豚場約700頭に対し、獣医師ら4人が注射器を使って耳の後ろの筋肉などにワクチンを打った。

 県農林水産部畜産課の真島操課長は「ワクチン接種で一定程度の効果が期待できるが、今後も養豚場には衛生対策の徹底をお願いしたい」と話した。

 農林水産省は先月、発生県に隣接する本県など8都府県をワクチンの接種推奨地域に追加した。県によると、8都府県で接種を始めたのは本県が4例目。ワクチンの接種手数料は1頭当たり330円かかるが、初回は全額免除する。