市長ら了承 検査に反論 宮崎市交付金不正

 食品加工会社の機器設置に関し、宮崎市が不正に国から交付金を受けていた問題を調べる、市議会調査特別委員会(百条委)の第4回証人尋問は16日、市役所であった。期限内に機器が設置されていないと追及する会計検査院に対応した、2017年度当時の工業政策課係長ら4人が証言。この係長は検査院に反論するため、機器の代金支払いをもって事業完了とする方針を市長、副市長も了承した経緯を明らかにした。

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