馬に関する「モノ」や「コト」を一堂に集めたイベント「ホースメッセ」が16日、横浜市中区の横浜赤レンガ倉庫など3会場で始まった。人と馬の関わり方の講座や乗馬体験など多彩なメニューが並び、19日には国内トップクラスの馬術選手によるエキシビションショー「ホースメッセNIGHT！」を開催。20日までの5日間にわたり、馬の魅力を伝える。
馬の情報が集まる赤レンガ倉庫1号館2、3階では、引退した競走馬の支援や馬具の販売などを手掛ける各種団体が参加。馬の堆肥で育てた野菜の販売を行うほか、育成者など馬に関わる仕事に就きたい人を対象に18、19日、学校説明会を初開催する。
横浜ワールドポーターズ内のイベントホールなどでは、専門家らの有料講座を開講。馬に対するケアやマッサージ、馬とのふれ合いを通じて人の心身にプラスの効果をもたらすホースセラピー、乗馬のこつなどさまざまな学びの場が用意されている。
赤レンガパーク内の特設馬場会場では、ポニーとの記念撮影のほか、乗馬体験も。初めて馬に乗ったという会社員の男性（27）＝同区＝は2分ほどの体験を満喫し、「普段と違い、高い視野から街を見ることができた」と笑顔を見せた。
イベントは馬事文化の普及を目的に2017年に始まり、4回目。3会場とも入場無料。問い合わせは、実行委員会（info@horsemesse.jp）。
