風邪かも?と思ったら即対処!
皆様、毎日寒い日が続きますが、風邪対策は万全ですか?
暖かい国から寒い国へと飛び回る体力自慢のCA達も、やはりこの時期は、いつも以上に体調管理に気を配ります。
ポイントは少しでも風邪っぽいなと感じたら、直ぐに万全の対策を取ること。
日本を発つ時には元気だったのに、フライト中から「おや?少し寒気がするような……」なんてこともあります。
そんな時も焦らない!
ホテルに着いたら直ぐにできる風邪対策・風邪撃退法をお伝えします。
出張中に風邪をひいてしまった方や、すぐに病院に行けない環境にいらっしゃる方もぜひ参考になさってみてくださいね。
「風邪が入ってくる場所」を塞ぐ
まず、効果的とされているのが「貼るカイロ」を背中に貼ること。
CAは寒さ対策もあり、持ち歩いている人が多くいます。
大切なのは、貼る場所です。
俗に「風門」と呼ばれる、風邪の入ってくる場所に貼るのが効果的と言われています。
場所は、首の後ろの、骨の出っ張りから下です。
そこに衣類の上から貼るだけで、全身の血の巡りも良くなり、寒気が和らぎます。
それでもまだ寒いときには、バスルームへ直行し、風門に直接ドライヤーを当てます。
その際、やけどにはくれぐれも注意してくださいね。
荒療治のようではありますが、筆者は絶大な効果を感じています。
バスタブを使ってお部屋を加湿
次に、バスタブにお湯を張ります。
そして、その上から、熱いシャワーをかけ、部屋を加湿します。
この時にオススメなのが、バスオイルをほんの一滴湯船に垂らすこと。
私は、アムステルダムの朝市で買った、お気に入りのユーカリのオイルを持ち歩いていました。
ユーカリは、鼻や喉の炎症を和らげてくれるとされています。
何より香りに癒されるので、風邪をひいていなくてもリラックスしたい時にオススメです。
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喉のイガイガ対策にCAが愛用しているもの
国際線の機内の湿度は、なんと5%を下回ることもあるくらい乾燥しています。
どんなに体調の良い時でも、CA達は、こまめに水分を取ったり、ブラジル産の「プロポリススプレー」をのどにシュッシュしたりしていますが、少し風邪気味の時にはそれだけでは心配です。
そこでオススメなのが、ニュージーランド産のマヌカハニー。
マヌカハニーは抗酸化作用が高く、喉の炎症にも効果的と言われています。
また、香港基地のCA達がこぞってオススメするのが、香港ではコンビニエンスストアでも目にする「液体のど飴」です。
一つ一つ小分けにされているので、機内に持ち込みやすい点や、衛生的に持ち歩ける点もポイント。
花梨や金柑の様な甘いシロップに漢方の風味が加わった、喉に優しい味わいですよ。
もし香港を訪れる機会があれば、是非試してみてください。
身体の中から温める!
もし風邪気味の時のステイ先がソウルなら、CAたちが迷わず食べに行くのが「参鶏湯」。
ご存知の通り、参鶏湯は、鶏肉にもち米、ナツメ、ニンニク、漢方などの滋養強壮食材を多く用いた伝統的な韓国の食べるスープ。
冬のイメージがありますが、韓国線で同乗した機内通訳さんによると、韓国では夏バテの時によく飲まれているそうです。
しかし、私にとっては、寒い季節になると必ず食べたくなる、身も心も温まるとっておきのスープです。
また、すぐにスープ等が手に入らない場合には、こちらもスーツケースに常備している「生姜チューブ」と、先程お話したマヌカハニーにお湯を注いで、即席の生姜湯を作って飲む事もあります。
どちらも、体の中から温まることのできる一品です。
滞在先でも風邪を治す努力はできる!
いかがでしたでしょうか。
湿度も低く、換気もできない環境で働くCA達。
どんなに気を付けていても、思わぬ時に風邪を引いてしまう事があります。
それが滞在先の海外の場合、帰りの便までに回復しなければ、最終的には日本から交代要員を呼ばなくてはならない事態に発展してしまいます。
その為、どんなに些細な風邪のサインも見過ごさず、世界中で集めた風邪対策アイテムを駆使して、全力で回復に努めるのです。
まだまだ厳しい寒さが続きますが、皆様も、「おや?風邪かな?」と思ったら、軽いうちに是非試してみてくださいね。