シニア世代の家計簿チェック 誰もが願う「ゆとりと楽しみがある暮らし」

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家計簿をお金管理の プロが アドバイス

同世代に近く、豊かな人生経験を積んだファイナンシャルプランナーならシニア世代も相談しやすいですね。お金管理に関することなら何でもOK!「シュールコンサルティングしが」のファイナンシャルプランナーに聞きました。

わたしたちがお答えします! ファイナンシャルプランナー:西尾 浩二/山﨑 智司

<お悩み> 定年を5年後に控え、現況の家計で老後の見通しは?

草津市在住/55歳、52歳夫婦
2人の子どももやっと大学を出てひと安心。定年まであと5年(嘱託で5年延長可)となり、住宅ローンの残債、生命保険の減額、老後資金が心配ですがどのような生活設計を立てればいいですか?

<お答え> 生命保険は必要最小限に、

残債の返済と貯蓄を

❶ 住宅ローンについて

 残債は貯蓄と合わせて60歳で返済を

月々の返済で、年間約100万円の元本が減るので60歳までに500万円減り、60歳時点で残債は約1,100万円になります。また、今まで学費に回っていた賞与から年間100万円、月々5万円の積み立てで年間合計160万円、60歳までの5年で800万円が貯まりますので、現貯蓄残高680万円と合わせ1,480万円から一括返済をされるとよいでしょう。

以後、嘱託になり手取り収入が減っても、支出も住宅ローン分の10万円が減りますので、収支のバランスは保てるでしょう。

❷ 生命保険と老後資金

  保障の見直し、65歳までに少しでも貯蓄を

5歳完全リタイア後は年金のみが収入となります。年金定期便から年金月額はご夫婦合わせて約23万と思われますので、現在の支出から住宅ローン返済が無くても、支出は25万円余りで若干の赤字。ご主人のお小遣いの見直し、自動車を1台売却等で収支はちょうどとなりそうです。ゆとりのある老後のためには、お子様の独立に伴う保障の見直しで、生命保険を生活設計に合った必要最低限に抑え、約4万円の生命保険料を削減、給与所得がある65歳までの10年間に少しでも貯蓄を増やすことが必要だと思われます。

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■情報誌「自悠時間」掲載2013年12月

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