テレビ朝日系にて3月8日よりスタートするスーパー戦隊シリーズ第44作「魔進戦隊キラメイジャー」（日曜午前9：30）の製作発表記者会見が開催され、メインキャストが発表された。
本作は「人が輝いて生きること」をテーマに、「宝石＋乗り物」をモチーフとした戦隊・キラメイジャーが、地球から希望や輝きを奪おうとする闇の軍団に立ち向かっていく物語。ヒーローは、攻撃を創造する“創”の戦士・キラメイレッド、多彩な射撃を繰り出す“射”の戦士・キラメイイエロー、高速攻撃が得意な“速”の戦士・キラメイグリーン、剣撃で敵を倒す“斬”の戦士・キラメイブルー、治癒能力と合気道に秀でる“治”の戦士・キラメイピンクの5人。キラメイレッドに変身する、絵を描くことが好きな普通の高校生・熱田充瑠（あつた・じゅうる）を演じるのは小宮璃央。小宮は「お芝居もまだ経験が少なく、最初の方は人前ではしゃぐのが苦手だったのですが、監督の指導もありだんだんとはしゃげるようになりました。これからの成長を見守ってほしいです」と意気込みを語った。
キラメイイエローに変身する、eスポーツ界ナンバーワンプレーヤー・射水為朝（いみず・ためとも）を演じるのは木原瑠生。木原は「今作の脚本も手掛けられている荒川稔久さんの『仮面ライダークウガ』が大好きで。クウガに何度救われたか」と特撮愛を披露。また自身の役柄についても「eスポーツのナンバーワンプレーヤーなので、プライベートでも練習をずっとしていて、通信が制限されてしまい本番の直前に映像が見られなくなっちゃいました（笑）」と早くも気合充分な様子。キラメイグリーンに変身する、100mの日本記録を持つ女子陸上選手・速見瀬奈（はやみ・せな）を演じるのは新條由芽。新條は「歴史ある戦隊ヒーローの作品にひとりのヒーローとして参加できる喜びでいっぱいです。瀬奈の明るさで皆さんに笑顔を届けられるよう頑張ります」と語った。
キラメイブルーに変身する、イケメン人気アクション俳優・押切時雨（おしきり・しぐる）を演じるのは水石亜飛夢。水石は「小さい頃からヒーローに憧れていましたので、その夢がかなったことをうれしく思っています。あの頃にもらった勇気を、今度は僕たちで届けていきたいです」とし、「俳優の役柄なので劇中でもいろいろな役柄を演じるので、いろいろな姿で時雨くんの魅力をお届けしたいと思っています」と話した。キラメイピンクに変身する、若手スーパードクター・大治小夜（おおはる・さよ）を演じるのは工藤美桜。工藤は「『百獣戦隊ガオレンジャー』のガオイエローが大好きで、部屋にポスターを貼っていたぐらいです。今、自分がヒーローとしてここに立っていられることができて本当にうれしいです。キラキラを届けられるように私も輝きたい。精いっぱい頑張ります」と意気込みを語った。
また、キラメイジャーの協力者・博多南無鈴（はかたみなみ・むりょう）を古坂大魔王が演じることも発表された。古坂は「どういう名前なんだと最初は思いました（笑）。僕はあまりドラマとをかやったことがなくて、お話を頂いたときは『本当かな？』と。しかも戦隊をサポートしていくという役柄ですよ。サポートしていく役柄なので、アクションとかはないですけど結構謎が多くて、何者なのか分からないです。そういう意味ではキーマンだと思います。すごく映像を見ていてワクワクしています。戦隊の皆さんはパワーがあって華もあるので、この作品は跳ねると思います！」と時折冗談を交えて会場を湧かせつつ、意気込みを語った。
また、そのほかの協力者として、クリスタリアの王女・マブシーナを水瀬いのり、クリスタリアの王・オラディンに杉田智和が声を当てる。さらに、キラメイジャーの相棒・魔進たちの声優には、鈴村健一、岩田光央、赤羽根健治、大河元気、長久友紀が発表された。そして敵となるヨドン軍として、マブシーナの叔父・ガルザ役で中村悠一、参謀・クランチュラ役で高戸靖広が声の出演をすることも発表された。
