小児医療の虎の巻

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監修:舞鶴医療センター 母子保健・小児医療センター部長
小松 博史先生

■子どもに起こりやすい症状への対処法を紹介。

▽下痢
乳幼児は長いと2週間程下痢が続くこともあります。下痢の間は、1日の便の回数や色、臭い、血液が混ざっていないかを確認しましょう。食欲があり元気なら心配はいりませんが、1日に何度も大量の下痢が出る場合は問題です。
食事は普段食べているもので、消化が良いものを選んでください(牛乳やアイスクリームは避けましょう)。元気がなく、ぐったりしている場合は受診してください。

また、発熱や嘔吐の時と同様に、脱水症状にも注意が必要です。以下のような症状が2つ以上あれば受診しましょう。

・目が落ちくぼんでいる
・泣いても涙が出ない
・肌、目、唇、舌が乾燥し、張りがない
・呼吸が荒い
・ウトウトしている
・肌が冷たい、顔色が悪い
・おしっこの量が極端に少ないか出ていない
・1日に5回以上、大量の水のような下痢が出る

なお、ノロウイルスやロタウイルスにかかると白い下痢が出ます。これは、便ではなくて超大量のウイルスです。感染力が非常に強いので保護者もマスクを着用し、おむつを替えたらしっかり手を洗ってください。また、お尻のケアも重要です。拭くだけではなくシャワーで流してあげましょう。

地域医療課