バックスのヤニス・アデトクンボ「俺はフロッピングをしない」

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昨シーズンMVPを受賞したヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)の最大の武器は、長い手足を活かした力強いドライブインだ。2013年のNBAデビューから毎年着実に力強さを増し、リングにアタックし続けるアデトクンボのプレイ哲学について、ESPNのエリック・ウッドヤード記者が以下のようにリポートしている。

フィジカルにプレイすることについて、アデトクンボは「今のNBAでは、そういったプレイをすることが難しくなっている。多くの選手がフロップを使うようになったからね。フロップは自分を弱く見せる行為だ。でも、俺は接触から逃げることなく力強くプレイするから、時々ファウルを貰えないんだ。もし俺が接触プレイの時にフロッピングしてボールを放り投げたら、審判はファウルをコールしてくれるかもしれない。でも、それは俺らしいプレイじゃない。そんなプレイをしたくないんだ。俺は激しいコンタクトにも屈しない。どんなに掴まれても押されてもプレイを続ける。そうやってフィジカルにプレイし続けていれば、いつかは審判もファウルに気付いてくれるはずだからね」と語った。

現地1月16日のボストン・セルティックス戦で、アデトクンボはセルティックスのマーカス・スマートと接触してオフェンスチャージングをコールされた。だが実際は、スマートはアデトクンボと接触する少し前に倒れていた。

こういった相手のチャージングを誘発するようなフロッピングについて、アデトクンボはチャージングをコールされた側の選手が足首を捻挫する危険性を指摘している。

「俺は『怪我をするかもしれない』と思いながらプレイすることはできないんだ。フロアに倒れている選手を避けて、怪我をしないようにプレイすることができる。もし相手選手がチャージングを取ろうとしてフロアに倒れても、捻挫をしないように正しい位置にステップすることができるんだ。もし間違った位置にステップしたら足首や膝を怪我するかもしれないけれど、俺はそういった状況を避けるのが上手いんだ。もちろん、接触を避ける方法もよく知っている。少し前まで俺は身体の線が細い選手だったから、ずっと接触を避けるようにしてプレイしてきたからね。とにかく、今後も常にアグレッシブにプレイし続けるよ」

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