センター試験へ準備整える

県内各高校では激励会

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受験番号ごとの試験室の案内看板を設置するなど、準備を進める職員たち=山形市・山形大小白川キャンパス

 大学入試センター試験(18、19日)を前に、県内各地の高校で17日、激励会や出陣式が行われた。「強い気持ちで頑張ってほしい」などと後輩や教員から激励を受け、本番に向けた気合を入れた受験生たち。「自分の力を信じる」「全力を出し切りたい」と決意をみなぎらせた。一方、県内の試験会場では案内看板の設置や教室の清掃などが行われ、受験生を迎える準備を整えた。

【山形東】  234人が出願。佐藤俊一校長らが「集中は力を生み、力は自信を生み、自信は合格を生む」などとエールを送った。持参した竹を割って「破竹の勢いで突破してほしい」と生徒を鼓舞する教員の姿も。後輩から千羽鶴を受け取った早坂拓能さん(18)と赤塚明紀さん(18)は「全力を出し切りたい」「受験生という状況を楽しんで頑張る」と力強く誓い、全員で気持ちを一つにした。

【鶴岡南】  194人が出願した。石川真澄校長が「初志貫徹するという強い気持ちで、思い切り向かってきてほしい」と背中を押し、空手経験がある教員が「緊張」「焦り」などと書かれた板を割って受験生の雑念を振り払った。生徒を代表し真木坂陽人さん(18)と日下啓太さん(17)が「ワンチームで挑もう」「自分の力を信じよう」などと決意を述べ、一本締めで気合を入れた。

【米沢興譲館】  198人全員が出席。上杉謙信の「龍」「毘」の軍旗が飾られた教室で柿崎悦子校長が「これまでに蓄えた力をしっかり発揮してほしい。大丈夫。できる」と激励し、だるまに目を入れた。続いて、代表生徒5人が「いろいろな困難を乗り越えられたから大丈夫」「緊張や不安、期待も貴重な体験、楽しもう」などと話し、全員で校歌を斉唱して“出陣”の準備を整えた。

【新庄北】  143人が出願している。柿崎則夫校長が「全てを懸けるつもりで頑張ってほしい」とあいさつ。吉泉颯さん(18)と杉沢さやさん(18)がだるまに目を入れ、代表生徒が「生物、化学は満点を目指す」「いつも通り落ち着いて頑張る」などと発表した。在校生の応援ムービーや担任団の助言が受験生の緊張を和ませ、最後は全員で頑張ろうコールを行い、気持ちを高めた。

準備作業、着々と―山形大小白川キャンパス  県内では大学や高校の6会場で大学入試センター試験が行われる。県内最多の約1800人が受験する予定の山形大小白川キャンパス(山形市)では、職員約50人が準備作業に当たり、案内看板の設置のほか、試験会場となる教室の清掃や受験番号の書かれたシールを机に貼るなどの作業を着々と進めていた。同大入試課によると、県内の志願者数は前年度比5人増の4022人。