黒田五寸人参の収穫体験 チョーコー醤油 3月のドレッシング発売に合わせ

大きなニンジンを掘り出し歓声を上げる子どもたち=長崎県大村市富の原2丁目

 しょうゆや、しょうゆ加工品などを手掛けるチョーコー醤油(長崎市)の社員らが18日、大村市富の原2丁目で同市特産の「黒田五寸人参(にんじん)」の収穫を体験した。
 チョーコー醤油では黒田五寸人参やアゴ(トビウオ)の県産素材を使った「長崎素材ドレッシング」2種類を3月に発売する。収穫体験は、社員やその家族に地元特産の原料を身近に感じてもらおうと開き、7家族約30人が参加した。
 黒田五寸人参は一般的なニンジンと比べて果肉が柔らかく、甘くて栄養価が高いことが特長。参加者は慣れない作業に苦戦しながらも、大きなニンジンが土の中から姿を見せると歓声を上げていた。
 ドレッシングは長崎県内をはじめ関東や関西で販売される。同社企画課の宮崎英樹課長は「長崎の素材を使ったドレッシングや加工品を通じて、県産品の魅力を全国に広げられれば」と話した。

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