受験生 ほっと一息 センター試験終了

試験を終え、ほっとした表情で会場を後にする受験生=佐世保市川下町、県立大佐世保校

 今回で最後となる大学入試センター試験は長崎県内では9会場であり、大きなトラブルもなく全日程を終了した。受験生はほっとした表情を浮かべる一方、2次試験に向けて決意や挽回を誓う声も聞かれた。
 県内の志願者は前年度より67人少ない5446人。最終日の科目別受験者数は理科(1)2389人、理科(2)2714人、数学(1)5061人、数学(2)4970人。
 県立大佐世保校では、西海学園高の金崎天翔さん(18)が「過去問題と傾向が違っていたがまあまあ解けた。やっと終わったという気持ち。2次試験は何倍も頑張る」と安堵(あんど)の表情を見せた。県立上五島高で受験した県立中五島高の冨山乃彩(のあ)さん(18)は「化学基礎は直前に勉強した内容が出たので手応えは悪くない。2次試験に向けて英語の過去問題に取り組みたい」。長崎大で受験した長崎日大高の白井隆之介さん(18)は「思ったよりも力を出せなかった。2次試験まで1カ月間、私立大も含めて頑張りたい」と挽回を誓っていた。
 国公立大の出願受け付けは27日~2月5日。前期日程は2月25日から、後期日程は3月12日から実施される。

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