来オフのFA選手トップ20 1位はベッツ、田中は15位

日本時間1月20日、MLB公式サイトのアンソニー・カストロビンスは2020年オフにフリーエージェントとなる選手のトップ20を紹介する記事を公開。1位にはレッドソックスのスター外野手、ムーキー・ベッツが選出された。2位以下にも球界を代表するスター選手が名を連ね、15位にはヤンキースとの契約が今季限りで終了する田中将大も登場。まだ気が早いものの、来オフのフリーエージェント市場も大いに盛り上がりそうだ。

カストロビンスが公開したトップ20のリストは以下の通りである。

1位 ムーキー・ベッツ(レッドソックス・外野手)
2位 J.T.リアルミュート(フィリーズ・捕手)
3位 マーカス・セミエン(アスレチックス・遊撃手)
4位 トレバー・バウアー(レッズ・投手)
5位 ジョージ・スプリンガー(アストロズ・外野手)
6位 ジェームス・パクストン(ヤンキース・先発投手)
7位 マーカス・ストローマン(メッツ・先発投手)
8位 DJ・レメイヒュー(ヤンキース・二塁手)
9位 マイク・マイナー(レンジャーズ・先発投手)
10位 ジェイク・オドリッジ(ツインズ・先発投手)
11位 ロビー・レイ(ダイヤモンドバックス・先発投手)
12位 アンドレルトン・シモンズ(エンゼルス・遊撃手)
13位 ジョク・ピーダーソン(ドジャース・外野手)
14位 ディディ・グレゴリアス(フィリーズ・遊撃手)
15位 田中将大(ヤンキース・先発投手)
16位 ホゼ・キンターナ(カブス・先発投手)
17位 マイケル・ブラントリー(アストロズ・外野手)
18位 ジャスティン・ターナー(ドジャース・三塁手)
19位 アンソニー・ディスクラファーニ(レッズ・先発投手)
20位 ネルソン・クルーズ(ツインズ・指名打者)

このリストのなかにはフリーエージェントとなる前に契約延長に応じる可能性のある選手もおり、実際、フィリーズはリアルミュートとの契約延長を目指していることが報じられている。また、救援投手が1人も含まれていないことを踏まえ、カストロビンスは2020年オフにフリーエージェントとなる有力リリーバーとしてリアム・ヘンドリックス(アスレチックス)、カービー・イエーツ(パドレス)、ケン・ジャイルズ(ブルージェイズ)、シェーン・グリーン(ブレーブス)、アレックス・コロメイ(ホワイトソックス)の5人の名前を挙げている。

また、2021年の契約がオプションとなっている選手も、オプションが破棄されればフリーエージェント市場に出てくることになる。アンソニー・リゾー(カブス)、スターリング・マーテイ(パイレーツ)、コリー・クルーバー(レンジャーズ)、チャーリー・モートン(レイズ)、ジョン・レスター(カブス)、ブラッド・ハンド(インディアンス)、アンドリュー・ミラー(カージナルス)らがこれに該当する。

さらに、J.D.マルティネス(レッドソックス)とジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)もオプトアウトの権利を行使してフリーエージェントとなることが可能である。意図的にメジャーデビューを遅らされた2015年の扱いをめぐって球団側と揉めているクリス・ブライアント(カブス)は、自身の主張が認められれば今季終了後にフリーエージェントとなり、カストロビンスはその場合、ブライアントはベッツに次ぐ2位にランクインするだろうと記している。

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