「五個荘」は近江八幡・日野と共に近江商人発祥の地として知られる地域です。
江戸時代後期から昭和初期にかけて、この地では呉服など繊維製品を扱う商人が
多く誕生しました。てんびん棒を肩に全国へ飛び出し成功を収めた豪商達は郷里を離れることなく、自分の生まれ育った地「五個荘」に広大な本宅を築いたそうです。
現在、屋敷は一般公開されており当時の暮らしぶりや豪商達の成功の歴史を学び 感じることができます。
金堂(こんどう)の町並み
金堂まちなみ保存交流館
開館料:無料
開館時間/10:00~16:00
休館日/月曜日、祝翌日、年末年始
歴史満喫
おすすめグルメ
手打ちうどん めんめんたなか
営業時間:11:00~14:30 18:00~22:00
定休日:月曜日
TEL.0748-48-7338
金堂町並みまでの交通アクセス
●公共交通のご利用の場合
JR琵琶湖線 能登川駅から、「近江鉄道バス 神崎線」
ぷらざ三方よし前 下車、徒歩5分
●お車をご利用の場合
名神八日市I.Cから車で25分
お得なチケット
五個荘近江商人屋敷
「01」「02」「03」の3館共通券あり
※どの施設でも販売しています。
料金/大人600円 中小学生300円
※20名以上団体割引有り
開館時間(3館共通)/9時30分~16時30分
休 館 日(3館共通)/月曜日、祝翌日、年末年始
01. 中江準五郎邸
戦前、朝鮮半島や中国に三中井百貨店を展開し「百貨店王」と呼ばれた中江四兄弟の末弟・準五郎の旧邸宅。2階建、切妻瓦葺の建物で、敷地内には蔵が2棟あり、現在はその蔵で小幡人形と全国の土人形が常設展示されています。
02. 外村繁(とのむら しげる)邸
商人の家に生まれながら小説家を志し、近江商人を題材にした数々の作品を残した作家・外村繁の生家。敷地内の蔵では本人の直筆原稿など貴重な資料が保存展示されています。また大きな主屋には家族や番頭、女中などが生活していた台所やお風呂場などが現存し当時の生活の様子が詳しく伺えます。
03. 外村
宇兵衛(とのむら うへい )邸
明治時代に全国長者番付にも名を連ねた近江商人を代表する豪商の本家屋敷は一見の価値あり。かつては神崎郡内一番の作庭と評された「日本庭園」も見どころの一つです。水路から屋敷内に水路を引きこんで洗い場として利用していた
「川戸(かわと)」など五個荘商人の生活文化が今でも体感できます。