ホンダ創業16年目の1964年にタイムトリップ。ツインリンクもてぎで3月19日から企画展開催

 モビリティランドは栃木県・ツインリンクもてぎ内のホンダコレクションホールで、企画展『Back to the 1964~ホンダが切り開いた新たな世界~』を3月19日から開催する。

 この企画展では、日本で初めてオリンピックが開催された1964年当時を彩ったホンダの車両、製品などが展示される。

 ホンダは、1946年に創業者である本田宗一郎が、静岡県に現在の本田技研工業の前身となる『本田技術研究所』を開設。その後、1948年に研究所を継承した『本田技研工業株式会社』が設立された。

 そして1962年には、それまでは二輪がメインだったが、四輪へと進出する意向を表明。1964年には、自動車市場に進出したばかりだったが世界最高峰の自動車レース、F1世界選手権へと参戦を開始した。

 その一方でレジャーバイクや発電機、船外機などを新たに発売し、さらに日本のオートバイメーカーとして初めて海外での現地生産を始めた。

 3月から行われる企画展では、1964年にホンダが初めてF1に参戦したマシン『RA271』のほか、ホンダ・ドリームCYB72、ホンダ・モンキーCZ100などが展示予定となっている。

ホンダRA271(1964年)
ホンダ・ドリームCYB72 スーパースポーツ(1962年)
ホンダ・モンキーCZ100(1964年)

 そのほかホンダだけではなく、トヨタが1965年に発売した『トヨタ・スポーツ800』、1963年の東京発電機製『トーハツ・ランペットレーサー』など、計31の車両・製品が展示されるという。

 この他、常設展示としてホンダの二輪、四輪製品やレーシングマシンなど、約300台を間近に見ることができるホンダコレクションホールの入場料は無料。なお、別途サーキット入場料と駐車料金がかかるため、この点はご注意を。詳しくはツインリンクもてぎ公式サイト(https://www.twinring.jp/collection-hall/)まで。

■ホンダコレクションホール企画展『Back to the 1964~ホンダが切り開いた新たな世界~』

期間:2020年3月19日(木)~9月2日(水)
場所:ホンダコレクションホール 2、3階中央エリア
時間:09:30~17:00(曜日によって異なる)
料金:無料 ※別途入場・駐車料金がかかります
公式サイトURL:https://www.twinring.jp/collection-hall/event/2003_back1964/

トヨタ・スポーツ800(1965年)
トーハツ・ランペットレーサーCR(1964年)

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