神楽イベント盛況 共演大会や東京公演ライブPV

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三次市神楽共演大会で「滝夜叉姫」を披露した穴笠神楽団(19日)

 三次市で19日、広島県内8団体による市神楽共演大会があった。前日の18日には安芸高田市で、東京での公演を生中継するパブリックビューイング(PV)があり、それぞれ熱心な神楽ファンが詰め掛けて盛り上がった。

 三次市観光協会主催の市神楽共演大会は三次町の市民ホールきりりであり、約650人が集まった。同市内の6団体に加え、安芸高田市と広島市安佐北区の各1団体がゲスト出演した。

 三次市内では芸北、石見、備後の3系列の神楽を継承する神楽団が活動している。同市穴笠町の青年団を母体に1980年代から活動を続ける穴笠神楽団は「滝夜叉姫(たきやしゃひめ)」を披露。長男隆志ちゃん(6)と訪れた廿日市市の団体職員和田大佑さん(31)は「若い舞い手が多く、動きの切れがいい」と満足そうだった。

 安芸高田市美土里町の神楽門前湯治村では、同市や湯治村などでつくる実行委員会が東京都千代田区で催した「ひろしま安芸高田神楽東京公演」を生中継。屋内の神楽劇場「かむくら座」に設けた大型スクリーンに、日吉神楽団(同町)による「紅葉狩(もみじがり)」「八岐大蛇(やまたのおろち)」など4演目の熱演が映し出された。

 昼夜2回公演に計約110人が集まり、満員の東京会場での舞を見守った。おいが出演した同市吉田町の調理師小笠原泰弘さん(69)は「安芸高田の誇り。胸を張れる素晴らしい舞だった」と喜んでいた。

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