山田涼介が新成人の感謝のメッセージに思わず爆笑!?

山田涼介が主演映画「記憶屋 あなたを忘れない」の記憶に残るサプライズ成人式イベントに共演の芳根京子、ブラザートムと共に出席した。

サプライズの演出として先に登場したブラザートムは、イベントを盛り上げるべく「僕は大した役じゃないんですけど、山田や芳根があまり映画に思い入れがないから…」と毒づく。これを受けて「思い入れがあるから来ちゃいました! 適当過ぎますよ!」と山田が登場すると会場からは歓声が上がった。

3人がそろったところで、新成人の男性が家族への感謝のメッセージを発表。それを山田は真剣な表情で聞いていたが、最後の「ありがとう、親」の一言に思わず爆笑し、「締めが『親』って…」と言いつつも、男性にエールを送った。「感謝している人は?」との質問に山田が「やっぱり親じゃないですかね。“ジャニーズあるある”ですけど、姉と母親が履歴書を送って、この世界にいるので」と答えると、またしてもブラザートムが「本当なのか、それ?」と絡む。「本当なんですよ!」と続けた山田は、「最初は嫌でしたね。結構サッカーを本格的にやっていてサッカー選手になりたかったので。でも当時のワールドカップのピンバッジを買ってあげると言われて、つられてオーディションに行って気づいたら受かっていて…」と当時を振り返った。

新成人からの悩み相談の場面で、山田が「○○さん、こんにちは!」と相談者の名前を呼んで優しくあいさつをすると、「名前呼ばれてうれしい、って! ほら、もう1回名前を呼んでやれよ」とまたまたブラザートムが絡み、名前を連呼する山田。そんなやりとりに、会場の空気もどんどん和らいでいった。一人一人の悩みについて真剣な表情で考え込む山田は、「両親に記憶に残るようなプレゼントをしたい」「記憶力に自信がないが、どうやってセリフを覚えていますか?」などの質問に真摯(しんし)に答えていく。途中、「この中だと芳根さんの記憶力がすごい。かんでいるイメージもなかったですね、現場でも。どうやって覚えているんですか?」と山田が芳根を称賛する場面も。

山田自身は、「基本、台本は家では開かないですね。移動中の方が集中できるので」というが、芳根から車酔いしないのかと問われると、「三半規管が強いんですよ」とニッコリ。ブラザートムには「アドリブとかも割と多かったですよね。あれ、忘れてたんですか?」とほどよくツッコミを入れたりと、大人の余裕を見せていた。新成人たちに対する“大人の先輩”としての振る舞いでイベントを盛り上げた。

「記憶屋 あなたを忘れない」は全国公開中。

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