【プレミアリーグ】9年前に物議を醸した人種差別事件…エブラ、リバプールCEOから手紙を受け取ったと明かす「誠実さが伝わった」

元マンチェスター・ユナイテッドのパトリス・エブラは、2011年に起きたルイス・スアレスについてリバプールCEOから謝罪の手紙を受け取ったと明かした。

【プレミアリーグ】エブラ、スアレスから差別的発言を受けた当時を回顧 「あの瞬間はぶん殴ろうと思ったけど…」

2011年10月にプレミアリーグで“ナショナル・ダービー”が行われた際、スアレスがエブラに差別的な意味が込められた“ネグロ(黒人)”と発言したことが問題に。スアレスは発言を認め、人種差別的な意味ではないと主張したが、8試合の出場停止処分と4万ポンド(約5億円)の罰金が科せられた。今になっても語り継がれる事件は、リバプール主将だったジェイミー・キャラガーが昨年イギリスメディア『skysports』で謝罪したのに加え、10月にはレッズのピーター・ムーアCEOから手紙が届いたとエブラは語っている。

【プレミアリーグ】リバプール主将ヘンダーソン、練習中スアレスにブチ切れた当時を回顧「殺してやろうかと…」

「キャラガーの謝罪とムーアから個人的に届いた手紙には本当に感動したよ。彼は手紙で“この事件は9年前に起きたことで、手遅れにならないことを願いたい”と言っていた。彼には感謝を告げたい。当時リバプールがそのような大義を支持したのは失望したけど、今ではこのクラブで多くの誠実な人間が働いているのが分かる」。

エブラがリバプールCEOから手紙が届いたことを明かす

© 株式会社SPOTV JAPAN