冬の風物詩 白川氷柱群“凍らず” 暖冬傾向で旅館も大打撃「30年間ではじめて」 長野・木曽町

©株式会社長野放送

暖冬傾向の影響は長野県木曽町三岳の氷柱群でも...

(記者リポート)

「例年この時期、一面に巨大な氷が張るということですが、今年は暖冬の影響で、ほとんど見ることができません」

木曽町三岳の「白川氷柱群(しらかわひょうちゅうぐん)」といえば、岩肌からしみ出た水が凍ってできる冬の風物詩ですが、今年は気温が高く、氷柱ができているのは一部だけ。ほとんどで岩肌が露出した状態です。近くで30年以上旅館を営む小坂廣壽さんもこの状態は「初めて」だといいます

けやきの湯・小坂廣壽さん:

「今までに一回もこんなこと無い。必ず12月末からは真っ白になって。ほんとに残念ですね」

恒例の「夜間のライトアップ」も開始のめどが立たず、小坂さんの旅館では客足が減り、経営に影響が出ています。

けやきの湯・小坂廣壽さん:

「今年は割合的には(例年の)2割程度。冬の営業が(主なので)こたえますね。今月末、2月3日の節分までに凍らなければ今年はだめ。なんとか凍ってもらいたい」

長野県内はあさってから金曜ごろにかけて、10度近くまで気温があがり、今月末まで平年を上回る日が続きそうです。