「こいつ動くぞ」 実物大ガンダム、横浜・山下ふ頭で公開へ

「GUNDAMーDOCK」のイメージ図(一般社団法人ガンダムGLOBALCHALLENGE提供)

 「こいつ、動くぞ」。1979年に放送を開始したテレビシリーズ「機動戦士ガンダム」の第1話で主人公のアムロ・レイが、コックピットで発した言葉が現実になる。

 今年10月1日から2021年10月3日まで期間限定でオープンする複合施設「GUNDAMFACTORYYOKOHAMA」で、アニメで活躍した「RX─78」を展示予定。総面積9千平方メートルの同施設は、動くガンダムを15~18メートルの高さから間近で見学できる特別観覧デッキ「GUNDAM─DOCKTOWER」を備えた「GUNDAM─DOCK」と、動くガンダムの仕組みなどを学べる「GUNDAM─LAB」の2つのエリアで構成される。

 プロジェクトは、テレビ放送開始40周年を記念した「ガンダムGLOBALCHALLENGE」の一環で、横浜市と連携し進めてきた。今年7月から入場チケットを販売(価格未定)する。

 20日の記者発表で、プロジェクトを運営する一般社団法人「ガンダムGLOBALCHALLENGE」の宮川恭夫代表理事は「(ガンダムを見て)夢を持ち続けることの大切さを感じて」と呼びかけた。

 7、8月には特別観覧デッキからガンダムを見学できる限定プログラムを予定し、4月からチケットを販売する。詳細は、公式サイト(https://gundam-factory.net/)で発表する。

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