真田ナオキ 心機一転の新曲『恵比寿』発表会に真田幸村を意識した甲冑姿で登場 「夢はたくさんの笑顔に出会うこと」

2016年にデビュー以降、その甘いルックスと唯一無二の男らしい歌声で年々人気を増している歌手・真田ナオキが20日、恵比寿にあるホテルにて新曲『恵比寿』(2020年1月22日発売)の発表会を行った。

この楽曲は恩師であり、師匠の吉幾三が作詞作曲を手掛けており、テイチクレコードへ移籍してから初のシングル。心機一転、新たなスタートということで「恋する確率100% ノックアウトボイス!」という新たなキャッチコピーのもと、この発表会開催に至った。

自身の名前の由来でもある大好きな戦国武将・真田幸村を意識して甲冑姿で登場した真田。キレのある動きで報道陣を沸かせた殺陣はこの日、発表会前に教わったばかりだそう。極真空手(初段)や野球(日本選抜選出)、ボクシングに打ち込んだ経験が活きる。

刀身を鞘に上手く入れられず思わずはにかんでしまう姿に若手らしいフレッシュさが垣間見られる。

そこまで重くなかったと話す甲冑について「今後も甲冑を着たい。いつか甲冑を着て殺陣をしながら歌えたら」とも話した。

この日はドレススーツに着替えて再登場して歌唱を披露。

「♬惚れちまったの俺~」

という印象的なフレーズで始まる本楽曲。明るい曲調にあまり会えないカップルの一晩を描いた歌詞がのった楽しい曲で新たな門出にふさわしい、真田ナオキの声が活きた作品になっている。

カラオケでも冒頭の歌詞に全力を注いでほしいと話す真田だが、やはり、地を響かせて届けるかのような野太く、男らしい声は唯一無二だ。
この声について真田は「歌い手になりたいと志した頃、声に特徴をつけたくて喉を鍛えて声をつぶしたんです。日本酒でうがいしたり、おやつの代わりにトウガラシをたべたり、海辺で潮風に向かって叫んだり……(笑)」と喉に悪いことばかりやったと話し、「でもそのおかげで、風邪をひいても(声が変わらず)分からないといわれます(笑)体ひとつの仕事なので、これは本当によかったなと(笑)」と、驚きの特技を教えてくれた。

師匠の吉からは「歌手である前に人間。人間として周りをしっかりと見て、感謝を忘れずに、現場にでたら犬でも猫でも頭を下げて、人間らしさを磨けば、おのずと心の通った歌が歌える」とアドバイスをもらったと話す真田はその言葉とおり、登場時も退場時も大きな声で挨拶していた姿が印象的だった。

タイトルの『恵比寿』について、ある番組のロケで恵比寿横丁で流しを行ったことがあり、それがきっかけで恵比寿横丁から”横丁大使”を任命されたそう。今後、全国の横丁で自身でギターを弾きながらの流しを行うキャンペーンも予定しているとのこと。
とはいえ、恵比寿にはあまり来たことが無かったそうで、「この曲を歌うにあたって、歌詞に登場する場所を訪れましたが、大人な雰囲気の街ですね。早くこの街が似合うような大人になりたいなと。あと、(小声で)家賃が高そうだなあと……」と報道陣の笑いを誘った。

いつかは恵比寿に住みたい」と話す真田の夢は「たくさんの笑顔に出会うこと。お客さんが笑顔で帰ってくれたら、冥利に尽きる」と真剣な表情。

5月には「東京キネマ倶楽部」にて初ワンマンライブが決定している。バラエティにも出たいし、出た暁にはパイ投げのパイにあたりたいし、スポーツ関連の仕事にも携わってみたいと、希望に満ちた新たな門出。

今後の更なる活躍を期待せずにはいられない。

音のヨーロー堂店主・松永好司のこれを聴け!~真田ナオキ~編

真田ナオキ・初ワンマンライブ「初回鶯谷独演会」

【日程】2020年5月4日(月・祝)

【会場】東京キネマ倶楽部(東京都台東区根岸1-1-14 / JR山手線 鶯谷駅から徒歩5分)

【時間】※昼・夜2回公演

[昼会]開場 15:00 / 開演 15:30
[夜会]開場 18:00 / 開演 18:30

【料金】¥8,000-

全席指定(1F席 / 2F席 共通)

ドリンク代込(1ドリンク)

主催:真田ナオキワンマンライブ事務局
企画:真田ナオキファンクラブ「てっぺん」
制作:株式会社 クラフトワーク
後援:株式会社 テイチクエンタテインメント

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