オリックス・レンテックとNECがロボットシステムインテグレータ事業で協業、企業へのロボット導入を支援

近年、ロボット国内市場は、労働力不足への対応や生産性の向上に向け、協働ロボットを活用した生産ラインの自動化に期待が寄せられている。株式会社富士経済の調査によると、同市場は2025年に、2018年比7.2倍の850億円の規模になると推測されている。一方で、ロボット普及の課題として、ロボットの選定や既存生産ラインの再設計、導入効果の測定などを自社で行うことが容易ではないことが挙げられる。

そこで、オリックス・レンテック株式会社、日本電気株式会社(以下、NEC)およびNECプラットフォームズ株式会社は、企業へのロボット導入を支援するため、ロボットシステムインテグレータ事業で協業する。

オリックス・レンテックは、2016年から次世代ロボットレンタルサービス「RoboRen」を提供し、ロボットの導入支援を行っている。NECでは、NECプラットフォームズが自社工場で培ったロボット導入のノウハウを活かして、導入のためのコンサルティング、システムの構築、ロボット稼働状況の見える化・分析を行うITサービスまでを包括的に支援する「ロボット導入トータルサポートパッケージ」を提供している。

今回の協業により、顧客の初期投資負担を軽減するとともに、ロボットの活用を総合的に提案し、企業のロボット導入を支援する。また、既にロボットを導入している顧客へも、ITサービスの提供を行う。

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