河野俊嗣氏(55)は21日、知事就任10年目に入った。県トップに就いた2011年以降、口蹄疫からの復興・再生や高速道整備、スポーツランドの推進など一定の成果はあるものの、最重要課題の人口減少対策は道半ば。「明確な将来ビジョンが示されていない」との指摘も絶えない。3期2年目の20年は東京五輪・パラリンピック、本県初開催の国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭などのビッグイベントが控え、県勢浮揚に結び付けられるか成果が問われる正念場となる。
人口減対策 道半ば 河野知事就任10年目
- Published
- 2020/01/21 06:03 (JST)