河井案里氏疑惑 広島県議が家宅捜索受ける 違法行為「一切してない」

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会見で、河井夫婦との関係などについて説明する渡辺県議=20日午後4時(撮影・大川万優)

 自民党の河井案里氏(参院広島)の陣営が法定上限の倍の報酬を車上運動員に渡したとされる事件に関し、案里氏が広島県議時代に同じ会派だった渡辺典子県議(自民党広志会・つばさ、広島市安佐北区)が20日、県庁で記者会見した。16日に自宅が広島地検の家宅捜索を受け、18日には任意で事情聴取をされたと明らかにした上で、違法行為は「一切していない」と述べた。

 渡辺県議によると、3選した昨年4月の県議選後、案里氏から電話で車上運動員を紹介してほしいと頼まれたため、夫を介し、自身の選挙で運動員だった女性を紹介。その女性が複数の運動員を案里氏の陣営に紹介し、実際に選挙活動もしたが、渡辺県議は「私は紹介しただけ。どうお金を払うよう取り決めたか経緯を全く知らない」と述べた。

 同席した弁護士も、参院選で案里氏の陣営スタッフだった夫を含め違法行為には関与していないと説明した。渡辺県議は「突然、家宅捜索を受けて携帯電話やパソコンを押収され犯人のような扱いをされて困惑している。私ではなく、(案里氏と夫の克行前法相の)2人が説明するべきだ」と強調した。(山崎雄一)

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