絵鞆小活用プロの三木代表、会社設立へ

室蘭・観光事業など計画

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 室蘭・旧絵鞆小円形校舎体育館棟の取得を目指している市民団体「旧絵鞆小活用プロジェクト」の三木真由美代表が、株式会社「チェルキオ」の設立準備を進めていることが20日、分かった。体育館棟取得の有無にかかわらず設立する方針。室蘭の魅力を生かした観光事業の展開を目指すという。

 団体は年明けから、体育館棟取得を支援している関係先への現状説明のために、株式会社設立への動きや設立趣旨、事業計画の方向性を盛り込んだ文書を作成し郵送やメールなどで届けている。

 文書では、室蘭の魅力を活用した観光事業を計画していることを紹介。社名はイタリア語で「円」を意味し、旧絵鞆小円形校舎に由来することも伝えた。会社は2月をめどに立ち上げる予定。

 三木代表が新会社の代表者に就く。本社は三木代表が経営する中央町の雑貨店に置く。具体的事業としては現時点で、絵鞆小関連グッズの開発や作製、販売などを想定している。従業員などは白紙という。

 三木代表は「体育館棟を取得できた場合は、それを生かして、将来的に安定した資金が確保できるように努力したい。ただ取得できなくても設立する考えです」と述べた。

 市教委は27日の市議会総務常任委員会に体育館棟売却の可否を報告する予定だが、成田栄一教育部長は「売却可否の判断はまだしておらず、現在調整の段階」と話している。
(林帆南)