昨夏の甲子園で3回戦まで進み、秋の茨城国体で43年ぶりに準優勝した海星高野球部3年の坂本芽玖理前主将が、日本学生野球協会の本年度優秀選手に選ばれた。20日に長崎市の同校で表彰伝達式が行われ、坂本前主将は「甲子園でみんなでプレーできたのが一番の思い出。受賞は支えてくれた人たちのおかげ」と感謝の言葉を口にした。
全国26大学野球連盟、47都道府県高野連に所属している選手を対象に、同協会が毎年表彰している。今年も全国から優秀選手73人が選ばれた。
伝達式で県高野連の西田哲也会長から記念の盾を受けた坂本前主将は、甲子園で本塁打を放った巧打の内野手。持ち前のリーダーシップを発揮してチームをけん引した。
4月からは関東の大学へ進学して、競技生活に区切りをつける18歳は「多くの方と関わっていく中で知識をつけ、やりたいことを考えていく。元気や勇気を与えられるような人材になりたい」と話した。
坂本前主将(海星高)表彰 日本学生野球協会優秀選手
- Published
- 2020/01/21 14:00 (JST)
© 株式会社長崎新聞社