長崎-香港線 就航1周年で歓迎イベント 長崎空港

長崎―香港線の搭乗客を歓迎する関係者ら=大村市、長崎空港

 格安航空会社(LCC)の香港エクスプレスが運航する長崎-香港線の就航1周年を記念し、長崎県空港活性化推進協議会は18日、大村市の長崎空港で歓迎イベントを実施した。
 長崎-香港線は週3便を運航。昨年1月19日の就航以来、搭乗率は好調に推移していたが、香港でのデモの影響で一時低迷した。県によると、1年間での利用客数は約4万人で、搭乗率は80%弱。
 この日は国際線到着ロビーで、県や空港関係者が横断幕と拍手で搭乗客を歓迎。観光パンフレットなどの記念品を手渡した。
 県国際観光振興室の佐々野一義室長は「長崎線の香港での認知度はまだ低い。観光セミナーやSNS(会員制交流サイト)などを通じて長崎の魅力を発信し、安定運航や増便につなげたい」と話した。

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