長崎県庁跡地さらに調査を 市民団体が意見交換会

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県庁跡地活用について考える参加者=長崎市民会館

 県庁跡地の活用を考える意見交換会が19日、長崎市魚の町の市民会館であり、約30人が跡地の歴史的価値などを話し合った。
 長崎市の市民団体「養生所等遺跡の完全保存を実現する市民の会」(共同代表=相川忠臣、鮫島和夫両氏)が主催。同会は跡地活用について、県と市が合意している文化芸術ホールの整備ではなく、かつて「岬の教会」や長崎奉行所西役所があった跡地の歴史を尊重した計画の推進を求めている。
 跡地の発掘調査で、江戸期のものとみられる石垣などの遺構が続々と出土していることを挙げ「活用策を慎重に考えるべきだ」などと議論。「将来『さすが長崎』と言われるような選択を」など、より詳しい調査を求める声が相次いだ。
 文化ホール建設を断念した場合については「歴史的価値が伝わる施設を建ててほしい」「建造物は何もいらない」などの意見が出た。