上天草、銀幕に輝く 出演者ら舞台裏披露 初の映画祭、5作品上映

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湯島で撮影された短編映画「島のシーグラス」について語る女優の田牧そらさん(中央)と榊原有佑監督(右)=上天草市

 熊本県上天草市初の映画祭「上天草ムービーフェスティバル」が19日、同市の松島総合センター・アロマで開かれた。同市で撮影された映画など5作品の上映と俳優らによるゲストトークがあり、集まった映画ファン約250人を楽しませた。

 上映さ

れたのは、龍ケ岳町樋島で撮影された「声」(越智康雄監督)と大矢野町の湯島が舞台の「島のシーグラス」(榊原有佑監督)、榊原監督の初作品で有村架純さんが主演の「平穏な日々、奇蹟[きせき]の陽[ひ]」など。上映前後に各作品の関係者がステージに上がり、撮影の舞台裏などを披露した。

 若手俳優8人が湯島で演技合宿し、製作した短編映画「アイ・アム・フー・アイ・アム」も初公開。自分とは何者なのかと考えることがテーマで、榊原監督は「最小限の脚本から、俳優に登場人物の過去や背景を想像してもらった。解釈は私の考えと異なるものもあったが、説得力のあるいい演技で、俳優の成長を実感できた」と話していた。(大倉尚隆)