河井夫妻の釈明に広島県知事「非常に不満、憤り」

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 広島県の湯崎英彦知事は21日、公選法違反(買収)疑惑を巡る自民党の河井克行前法相(衆院広島3区)と妻の案里氏(参院広島)の釈明について「一県民、一有権者として見ると、説明責任を果たしているとは言い難い。非常に不満で、憤りを感じる」と語った。

 湯崎知事は記者会見で、夫妻が「捜査への支障」を盾に疑惑の詳細を語らない現状について「これだけ長く、国会議員としての活動に事実上、制約が生じている。きちんと説明してほしいという思いは、皆さんが抱いている」と指摘した。

 夫妻は20日、国会内で、国民の政治不信を招いたと陳謝した。湯崎知事は「政治全体に対して信頼できないという疑念を生みかねず、非常に深刻だ。一定の制約はあるとは思うが、できる限りの説明責任を果たしてほしい」と注文した。

 県政運営への影響については「国会活動を再開したということだが、さまざまな面で十分ではない。われわれとのコミュニケーションなどを含めて、早く通常の形に戻るよう努力をしてほしい」と望んだ。(村田拓也)

河井夫妻が活動再開 疑惑の事実関係説明せず

河井夫妻へ渦巻く不満

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河井案里氏と記者団のやりとり全文(15日)

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