サラ墜落死から1年…助けた愛犬の後日談が泣ける

昨年、サッカー界で起きた前代未聞の事故。ナントからカーディフへの移籍が決まったばかりだったアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラが航空機事故で命を落としたのだ。

ナントを率いていたヴァヒド・ハリルホジッチ監督はサラの逝去に思わず涙を流していた。

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あのハリルの涙…見ているだけでこちらも泣けてくる。

あれから1年が経ったが、遺族の痛みは癒えていないようだ。『BBC』によれば、長男を失った母メルセデスさんは「痛みはもとのままで消えることはない」と語ったそう。

そのインタビューではサラが飼っていた愛犬についての話も。サラがフランスで子犬の時に助けたというナラ(現在5才)。帰らぬ主人を待つ後ろ姿は大きな話題にもなった。

メルセデスさんは彼女を引き取り、アルゼンチンで他の2頭と一緒に育てているそう。

メルセデス(エミリアーノ・サラの母)

「彼女(ナラ)はフランスにいた時からずっと私たちのことを知っています。

でも、ここに来た時に彼女はエミの物を全部見つけたんです。息子の匂いも分かったと確信しています」

「彼女を通夜に連れて行くことに決めました。だから、息子と一緒にいることができたんです」

フランスからアルゼンチンの実家にやってきた時、ナラは匂いから主人の持ち物を見つけていたんだとか。そんな彼女をサラの通夜にも同席させたそう。

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