輸入果物が中国の春節市場で争奪戦

©新華社

輸入果物が中国の春節市場で争奪戦

 20日、ベトナム産ドラゴンフルーツの検疫・検査を行う上海税関の職員。(上海=新華社配信)

 【新華社上海1月21日】中国の上海税関が20日発表した統計によると、1月1日から20日までに上海税関管轄区域で、前月比46%増の8万1900トン、金額で約3.3倍の2億1千万ドル(1ドル=約110円)相当の果物を輸入した。1日当たり平均で4千トン以上の果物を輸入したことになる。

 大量に輸入される果物には、チリやオーストラリア、ニュージーランド産のサクランボや、タイ産のレンブ、ベトナム産のドラゴンフルーツなどがある。船便や航空便で次々と果物が運ばれ、中国の春節(旧正月)市場の争奪戦は大変な熱気にあふれている。

輸入果物が中国の春節市場で争奪戦

 20日、チリ産のサクランボの検疫・検査を行う上海税関の職員。(上海=新華社配信)

 上海税関によると、ここ数年、検疫許可のリストの拡大に伴い、各大陸から良質の果物が次々と中国市場に参入。以前の「贅沢な高級品」というイメージも変化し、徐々に一般庶民に手の届くものとなっている。旧正月前の輸入果物は数量が多く、素早く通関させる必要があることから、同税関は輸入企業に事前に検疫許可証を取得するよう指導し、輸入果物の迅速な通関を全力で保障するとともに、果物の病気や虫害、残留農薬・重金属の検出に力を入れ、春節期間の国境における生物や食用農産品の安全を確保する。(記者/呉宇)