「カップ戦は一つにせえ」グアルディオラ監督、日程問題をバッサリ

FAカップ3次ラウンド再試合でマンチェスター・ユナイテッドはウォルヴァーハンプトンと対戦し、1-0と勝利を収めた。

動画を見たい場合はここをタップ!

67分、フアン・マタが素晴らしい抜け出しでこのゴール(動画3:17~)!

しかしその一方、エースのマーカス・ラッシュフォードが背中を疲労骨折してしまい離脱するという厳しい事実にも直面することに。

同じくプレミアリーグを戦っているトッテナムもハリー・ケインが足の故障で数ヶ月の離脱となっており、各チームで怪我人の続出が目立っている。

『Daily Mail』によれば、マンチェスター・シティを率いているジョゼップ・グアルディオラ監督は以下のように話し、怪我が出るのは当然だと指摘したとのこと。

ジョゼップ・グアルディオラ 「最近の怪我には驚かないね。これほどの試合数があれば、選手は壊れるものだ。当然のことさ。

ハリー・ケインやラッシュフォードはイングランドにとって非常に重要な選手だ。運営者は文句を言えないよ。当然だからだ。

持続不可能だ。我々は選手たちに多くのものを要求してきた。あまりにも多すぎるものをだ。

我々はプレミアリーグにそう話してきた。彼らはそれに反応するべきだよ」

「すべての監督がこのような状況に不満を持っている。しかし、彼らはそれを全く気にしていない。

大会を削らなければ。試合数を減らさなければ。大会に出るチーム数も少なく。

クオリティは高く、量は少なくだ。

ブンデスリーガは18チームだ。20チームではない。1つのカップ戦だ。2つではない。ではスペインでは?冬休みがあるよ。

ファンは映画館へ行く。レストランへ行く。劇場へ行く。人々はサッカーから離れた人生を過ごせる。それは問題ではないよ。

我々は2月に1週間休むつもりだが、これまで72試合もやってきて、1週間しか休めないのは奇妙だよ。

選手たちはEURO予選をやって、代表チームでベストを尽くして、戻ってきて20日も休まないままでプレーする。これはショウビジネスだ、仕事だ。進まなければならない。

ただ選手は苦しんでいる。彼らはもっとうまくやりたいし、クラブはチャンピオンズリーグに出なければならない、優勝しなければならないという多大なプレッシャーを受けている。

我々はプッシュにプッシュを重ねる。体は『やめてくれ』と言っていてもだ。そういうのはもうたくさんだよ」

今年もさらなるハードスケジュールに見舞われているプレミアリーグの各クラブ。クリスマス期間にマンチェスター・シティは5日で3試合という地獄の日程をこなしたことも…。

© 株式会社ファッションニュース通信社