巨人が「ジャイアンツカップ」で球数制限を導入 1日80球以内、2日で120球以内など

「ジャイアンツカップ」で球数制限を導入

2日間で80球を超えるか、3連投した投手は登板最終日と翌日は捕手としても出場不可

 巨人は21日、8月に開催される「第14回全日本中学野球選手権大会 ジャイアンツカップ」において、本大会で球数制限を実施すると公式HP上で発表した。

「ジャイアンツカップ」では、1日の最大投球数は80球以内、連続する2日間で120球以内とされ、連続2日間で80球を超えた場合、3日目は投球禁止となる。3日連続で投球する場合は1日の投球すうは40球以内、4日連続での登板は禁止される。

 1日で80球投球した場合、翌日に投球を休めば、3日目は80球の投球は可能となる。また、2日間で80球を超える投球をした投手、3日連続で投球した投手は、登板最終日と翌日は捕手としても出場できない。雨などでノーゲームになった試合でも投球数はカウントされる。

 近年、育成期や成長期の選手たちに、勝利を優先するあまり大きな負荷がかかり、故障の原因となっていることが問題とされ、日本高野連でも選抜大会で1週間で500球以内とする球数制限が導入される。この流れを受け、中学生のNo1を決める同大会でも球数制限の導入が決定された。

 2020年の「ジャイアンツカップ」は8月17日から21日までの5日間で行われ、全国を25地区に分けて行われる地区予選から勝ち上がってきた32チームが出場。トーナメント方式で争われる。(Full-Count編集部)

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