天満屋の小原と谷本が練習を公開 大阪国際女子マラソンへ決意

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東京五輪代表3枠目獲得へ調整に励む小原怜=岡山県補助陸上競技場

 26日の大阪国際女子マラソンに出場する天満屋の小原怜(29)と谷本観月(25)が21日、岡山市で練習を公開。昨秋の東京五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC)3位の小原は「五輪切符をつかむ」と決意を新たにした。

 約1カ月間の米国合宿から16日に帰国したばかりの2人に疲労の色はなく、小原は長距離走、谷本はポイント練習で切れの良い動きを見せた。

 大会は東京五輪女子代表の残り1枠を争うMGC「ファイナルチャレンジ」第2戦。最終戦の名古屋ウィメンズ(3月8日)を含め、日本陸連の設定記録(2時間22分22秒)を破った最速選手が代表に決まる。大阪にはMGC4位で2年前の覇者・松田瑞生(24)=ダイハツ、MGC7位の福士加代子(37)=ワコール=らが参戦する。

 設定記録の突破者がいない場合、五輪代表に選ばれる小原だが「出場するからには狙いに行く」と、自己ベスト(2時間23分20秒)を1分近く上回るタイムを見据える。昨年は日本人トップの準優勝。「自分自身を出し切りたい」とペースメーカーが離れる30キロ以降の「粘り」を勝負のポイントに挙げた。

 19日の選抜女子駅伝北九州大会は最終5区(10.4キロ)で区間賞を獲得した。チームではMGC優勝の前田穂南(23)が五輪代表に内定。武冨豊監督は「状態、仕上がりは悪くない。気持ちの強さも出てきた」と小原に期待する。

 初の浪速路に挑む谷本は自己記録(2時間25分28秒)の更新が目標だ。ハイペースが予想される先頭集団に「どこまで持つか分からないが食らい付いて、スピードを体感したい」。昨年の世界選手権で7位入賞したランナーは、さらなる飛躍へのステップを踏む。

初の浪速路で自己ベスト更新を目指す谷本観月